高齢者

骨粗鬆症とコラーゲンの関連性

美肌効果ばかりがクローズアップされやすいコラーゲンですが、最近ではやっと身体のいたるところで重要な割合を占めていることが認識され始めてきました。
特に、皮膚や骨の分布が多く、大きく働きかけることから、美肌効果に注目されるのですが、同じように注目されるべき役割が、骨を丈夫にするという機能なのです。

現在、およそ1100万人もいると言われるのが、骨粗鬆症患者です。
従来であれば高齢者が気にしなければならない、骨がすぐに折れてしまうという病気なのですが、近年は若者にも多くなってきている生活習慣病の一種と言えるでしょう。
食生活や睡眠の乱れからも起こるのです。

ところで、骨粗鬆症と聞くと、カルシウム不足ということを連想されます。
それはもちろん間違ってはいません。
しかし、カルシウムで上がるのは、骨量であって、それを周りから支え、折れにくい骨にするという丈夫にするという骨質も強化されなければならないのです。
最近新しく骨粗鬆症の症状として認識され始めたのが、骨量も骨密度も通常どおりなのに、骨がすぐに折れたというパターンです。

新骨粗鬆症などとモジって言われるのですが、こうなる原因はやはり睡眠不足や食生活の乱れから骨に存在するコラーゲンが減り、さらに体内のコラーゲンが悪玉となって骨の周りを囲むことで、簡単に折れるようになってしまうためなのです。
この悪玉コラーゲンが付いた骨は、サビのようなものが付き、ヒビが入って折れてしまうのです。
実際、本来であれば24kgの力で折れるのが骨ですが、錆び付いた骨だと、なんと半分の12kgの力であっても折れてしまうのです。
つまり、骨の質を上げてくれるのがコラーゲンで、骨を構成するカルシウムと半分づつで骨を強化しているのに貢献しているといえるのです。

女性が5割、男性が2割の確率でかかっていると言われる骨粗鬆症。
カルシウムを摂ることはもちろん、コラーゲンとさらにコラーゲンとセットで考えるべきビタミンCもきちんと摂ることが防止に繋がります。
アンチエイジングにはすっぽんコラーゲンがオススメです。


Copyright(C) 2013 肌に優しい成分 All Rights Reserved.