コラーゲンに関する様々なサプリメントやドリンクが出ているのですが、そんな書品のコラーゲンの原料となっているものには何があるのでしょうか。
従来は、動物性由来のアニマルコラーゲンというものが原料にされていました。
主には牛や豚の皮、すっぽんなどが具体的な原料です。
しかし、これには多くのデメリットについて疑問視されるようになってきたため、今では海洋性の主に魚の鱗などのマリンコラーゲンを原料としたものがほとんどになってきています。

アニマルコラーゲンのデメリットは三つあります。
一つは、国産にこだわる日本人特有かもしれませんが、外国産牛への不安です。
これは、海外でＢＳＥ（狂犬病）が流行したことも背景にありますし、ここ最近ではなおの外国産の不祥事や安全性への疑問などが原因にもなります。
体に入れるいいものを選択したいため、少しでも不安のあるものは避けたいとする心理からメーカー側にも響いてきたのでしょう。
ＢＳＥについては、アレルギー問題というのもあります。
もう一つは、分子量が大きく、吸収率が悪いということです。
せっかくお金を出して取り入れやすいコラーゲンを買うわけですから、できるだけ吸収がよいものがいいですよね。
そして、最後は独特の匂いです。
コラーゲンですから、ゲル状に固まった部分を使います。
動物性の場合、そこに特有の匂いがわりと強めに感じてしまうのです。

これに対して、メリットが多いのがマリンコラーゲンです。
動物性と比べると、アレルギーの心配や不安は極端に少なくなりますし、安心して食べられる印象が強いです。
さらに、動物性と比べると分子量はかなり小さく、吸収率は７倍近くも高いといわれているため、効果もその分期待できそうです。
そして、海洋性のため、匂いも動物性に比べるとほとんどないかかなり少ないといえます。

このように、各社が原料として使っているのが、最近ではほとんど海洋性である理由がわかります。
サメやサケ、マグロといった魚の鱗や皮を使われたコラーゲンで、美肌やアンチエイジングを目指しましょう。